松村 淳 個展-EIDOS: VARIANT-

【日程】
2025/7/9(水) – 7/15(火)
午前10時~午後8時
※最終日は午後4時で閉場。

【場所】
◎ 近鉄百貨店あべのハルカス本店 
  タワー館11階 アートギャラリー

【ステートメント】

EIDOS: VARIANT

これは、理想の形これは、理想の形態(EIDOS)から派生した一連の変異体(Variant)である。伝統的な形態が、既知の枠組みを逸脱し、別の存在へと突然変異を遂げた。その造形は、過去の記憶をかすかに宿しながらも、新たな機能性と物質感を獲得し、それに触れる人々を、用途と意味の再定義へと導いていく。

【作家プロフィール】

1986年生まれ。米国南アラバマ大学で生物科学の学士号を取得後、多治見市陶磁器意匠研究所、金沢卯辰山工芸工房にて陶芸を学ぶ。現在は埼玉県を拠点に制作を行う。白磁を用いた伝統的な陶技に現代的視点を融合させ、情報や記号、身体性といったテーマを陶によって可視化する表現を展開している。国内外のアートフェアや展覧会に精力的に参加しており、TEFAF Maastricht(オランダ)、SOFA CHICAGO(米国)、COLLECT(ロンドン)、アートフェア東京、KOGEI Art Fair Kanazawaなどで作品を発表。また、個展は「憑↔依 Simulated Memetics」(台湾・YTF gallery)「Altmentation」(福岡・モノノアハレヲ)などを国内外で開催し注目を集める。茨城県陶芸美術館に作品が収蔵されており、今後の活動も国際的に期待される陶芸作家である。